受験勉強に集中する方法
受験勉強に集中する方法
現実逃避の理論を封印する
ここでは東大理三合格講師槇や東大生の実態も交え受験勉強の集中力に関する事柄を取り上げていきます。
※この部分に関する記事はほんの一部だけとりあえずブログから移管したものです。整理も重要記事の移管も出来ていません。今後大量に追加しかつ整理を加えていきます。
勉強の集中力を高める究極の方法
勉強していてどうもやる気が出ないとか、集中していないから覚えられない、問題が解けないと悩んでいる受験生のみなさんは多いですね。 みなさんも悩んでいませんか?
ガツンといきます_(._.)_ あなたが合格したいならくだらないことに惑わされないでください。
そもそも自分の集中力が低いと何故思うのですか? それは世の中に集中力を高める素晴らしい方法があるということを前提にしていませんか?
人間の集中力が続く時間というのは一定の時間に限られているということは脳科学的に明らかなことですよね。 それを単なる個人の考えや精神論で覆そうとでもいうのでしょうか?不可能です。
それ以前に、そもそも、そんなに高い集中力をもって勉強しなければならないとあなたが考える根拠はなんですか? やる気についても然りです。そもそも毎日毎日高いやる気を持って何故勉強しなければならないのですか?
合格するための勉強に、高い集中力ややる気を高める方法など一切必要ありません。 当塾の東大理三合格講師槇が以前受験生からの質問にお答えしたものをご紹介します。
______________________________________私の考えとしては、無理に集中状態を作る必要はないと思いますし、実際私の受験の場合も心がけて集中しようとすることはありませんでした。 人間、精神状態や体調によって集中力が変わるのは避けられないことで、毎日集中力最大で取り組むのは不可能だと思います。
大事なのは集中力が上下しても、学習効果が変わらないよう日々のルーチンを計画することだと思います。
例えば~(中略)~
合格に大事なことは精神論ではなく「日々何をするか」なので、そういった視点から分析していくのが肝要です。
前項の内容とも関連しますが、継続のコツは「いつも最好調で勉強できるとは限らない」ことを自覚しておくことだと思います。
(中略)
「調子が悪い日もあって当たり前」という心持ちが大切ではないでしょうか
以上 槇のアドバイスから引用
____________________________________やる気や集中力がでないから勉強ができないという論理自体を捨てましょう!
やる気や集中力が高くなければ勉強の成果が得られないという論理も捨てましょう!
現実逃避、根拠のないものに踊らされて言い訳をしてしまう自分を封印して第一志望合格へ向かいましょう!
受験勉強に高度な集中力・やる気は不要である
勉強への集中力について東大理三合格講師槇の更なるお話を掲載します。
______________________________________受験勉強をしていたころは、私は特に「集中力を高めよう」ということは考えていませんでしたね。 一日のうちにあらかじめ決めたノルマがあって、それをあらかじめ決めた方法で行う。 集中できなければそれが終わるのが遅くなって自由時間が減るし、集中できれば自由時間が増える、という単純な話です。
そう考えたら、必要なのはやる気や集中力といった曖昧なものではなく、「その日にやると決めたことはちゃんとこなす」という決意だけかもしれませんね。最後までやるか、やらないかという2通りの問題になります。
「やるか、やらないか」は最終的には受験勉強に対するモチベーションの問題でしょう。 ただ、「やる」と決めたのなら、集中力を持って取り組んだほうが早く終わるので、時間を有意義に使える、という話です。
集中力・やる気がマックスでなくてもコンスタントに勉強する方法
集中力ややる気がマックスでなくても勉強をコンスタントに継続する方法について東大理三合格講師槇の実体験に基づくアドバイスです。
______________________________________前項で結局、やるかやらないという単純な問題であるという話をしましたが、「じゃあどうすれば『やる』気になるか」ということですね。 別に私も、常にやる気MAXだったわけではありません。
やる気がない日もありましたし、「今日は休みたいな」としょっちゅう思っていました。 そういう日はもうオフの日にして、勉強はお休みにしていましたね。2週間に1日くらいあったと思います。 やる気が起きないと悶々としているよりは、きっちり気分転換してリフレッシュしたほうが有意義です。
とは言え、しょっちゅうオフにするわけにも行かないので、私がやる気を出すためにしていたことを箇条書きで挙げていきます。
・散歩に出る
・日光を浴びる
・風呂に入る
・図書館や自習室など、場所を変える
・2時間など時間をきっちり決めて寝る
・耳栓をする
・机の周りにPCなど気を散らすものを置かない(別の場所に移動する)
・自分の好きなことをする時間を確保する
こういったことは、色々な本やネットに書かれていますが、人によって適しているものが異なると思います。 色々と試して、自分に合った方法を探してみましょう。
集中力に関するブログ読者受験生からの相談
東大理二トップ合格講師大久保の回答
講師の大久保です。 今回は集中力に関する質問をいただきましたので、それに回答してみたいと思います。受験勉強は長いですから、集中力を持続させることは重要です。しかし、誰しも集中力が切れてしまうことがあると思います。
まず一つ目のアドバイスは、短期的な目標を設定することです。 たとえば、すぐに別のことに気が向いてしまうのであれば、「この問題が終わるまでは集中しよう」と、達成できそうな短期目標(1時間くらいのものでいいと思います)を設定し、それが終わるまでは集中するというふうにしてみてはいかがでしょうか。いきなり午後全て、1日全て集中するのは難しいですから、まずは短い時間集中するトレーニングをし、徐々に時間を延ばしてみてもいいと思います。
二つ目は、やる気がなくても頑張って手を動かし続けてみることです。 集中力できないとしても、集中できないなりに頑張って手を動かし続けるといつの間にかある程度集中できる状態になることもあります。(これは、なかなか眠れない時に目だけでも瞑って、安静にしていると気がつかないうちに寝ているあの現象に近いと思います。)
それでも集中できなくて、どうしても勉強に手がつかない場合は思い切って一度勉強から離れてみることも大切です。もう一度勉強する気が起きた時に再開すれば、きっと集中して勉強できると思います。
いろいろな方法がありますので、ここにあげたものを参考に、自分に合った方法を見つけてみてください。
勉強への集中力を阻害する遺伝的な才能への悩み
遺伝的な才能について悩んでいる受験生の方も多いと思います。勉強していて成績が伸びないと自分には才能がないと考えてしまいがちになりこれが集中力を阻害する要因になったりします。 でも遺伝的な才能というのは大学入試において関係があるのでしょうか。以下で検証を加えます。
遺伝的な才能というのは状況によってはあると思います。ないといったら嘘になると思います。 たとえばスポーツ選手。 プロになったりましてや日本で1位2位を争うオリンピック選手になるには、筋肉の組成とか体格とか様々な遺伝的要素が絡んでくると思います。
また、たとえばノーベル賞をとったり世の中にない何かを開発したり、ビル・ゲイツやスティーブ・ウォズニアク(アップル社をスティーブ・ジョブズと創業した1人) のような人たちは何かを持っているのかもしれません。
しかし、大学受験においては天才とか遺伝的な要素というのは関係ないと言い切れます。 大学入試は、日本で1位になる必要があるわけでもましてや世界で1位になる必要がある試験ではありません。
また、もっとも重要なことは、大学入試は何かを新しくクリエイトする性質のものではなく、あくまで基礎標準知識の確認とその応用、 使いこなしができればどの大学の入試問題でも誰でも高得点が可能であるということです。
東大合格者を多く見ていると感じるのですが、本当に様々なタイプが存在します。 しかし、決して変人でも、何か特殊な能力を持っている人たちではありません。(中には本当にごくわずか、年間数名例外もあるでしょうが)
ただひとついえることは、ほぼ間違いなくすべての人が努力することについての秀才であるということです。 それと、正しい勉強法を手に入れる環境にあったということも大きな理由です。 (正しい勉強法というのは、決して精神論ではありません。根拠のない数字を理由とした方法論でも、精神論でもありません。具体的現実的な方法論です)
正しい勉強の方向で人より努力をしたからこそ合格しているに過ぎません。 努力をする能力というのは誰でも手に入れることができる能力です。 後天的に得ることができる能力です。 ただ努力を継続することが一般に難しいということに過ぎません。
このコンテンツをご覧になっている受験生のみなさんは、的確な勉強法を手に入れ、最大限の努力をしてください。 頑張りましょう。
超難関大学楽勝合格者はもともとできるのではないかという疑問
この点についても多くの方が誤解をしかつ日々の勉強の集中力を阻害する要因になっています。 誤解というよりこれも事実誤認です。 もともとできる人などいません。 当塾の東大理三合格講師槇のお話は事あるごとに触れてきましたが、皆さんにはお伝えしていない衝撃的な現実があります。
槇が再受験で東大理三に合格したということは合格の天使ブログの読者の方はご存知だと思うのですが、 この際倫理・政経については槇自身全く未知の科目でした。
そして参考書を一通りやり、いざ問題演習をしてみると・・・・・・・ ・・・・・6割弱程度の得点だったそうです。
これを数ヶ月間でセンター試験満点獲得に持ち込んだのです。 もともとできるとか、皆さんと全く違う次元のものを持っているなら参考書をしっかりやって6割という得点ということは起こりえませんよね? これが現実なのです。
そこからどう短い時間で効率よくその科目をマスターしていけばいいか、という確固たる手段と理論と経験、すなはち本物の受験戦略論や勉強法を持っているかどうか、 大学入試においては間違いなくそこに大きな差があります。
みなさんも決して、自分の能力が低いと思ったり、やる気や集中力が続かないとか必要以上にそこに気を取られたり、何かを追い求めたりする必要はないのです。 それが事実誤認です。 まやかしです。
このコンテンツをしっかり熟読していただくとともに著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】を熟読することで、東大2回/理三合格、東大理二トップ合格=すべての大学合格をも可能にする結果に実証された的確な受験戦略論・勉強法をしっかりと学んでください。 そしてぐんぐんと実力を伸ばしましょう。
今後も勉強の集中力に関するコンテンツを追加して行きます。役立ったコンテンツがあればお友達やお知り合いと共有してください。以下のシェアボタンを押せば簡単にシェアできます。