英文解釈を征服するための勉強法と対策
英文解釈の勉強は英語の長文問題、長文読解対策のすべての基礎として非常に重要なものであることは「英語長文読解対策と勉強法と対策」の項で述べた通りです。ここでは日々の「英文解釈」の勉強としてどのようなポイントに着目して勉強して行けばいいのかについての英文解釈の勉強法と対策の仕方を取り上げます。
【コンテンツ目次~英文解釈の勉強法と対策~】英文解釈の日々の勉強と対策のポイント
英文解釈の勉強に日々どう取り組むかについてここでは具体例を挙げてお伝えします。 以下は、科目・質問数・質問事項無制限で説明指導・回答指導・添削指導を行っている弊社受講生からのご質問に対し東大理三合格講師槇が「英文解釈」を独学で行う際のポイントをしめしたものです。問題・質問部分は掲載していませんが回答部分から問題を推測し自分が英文解釈の問題集や参考書に取り組む際の勉強法のチェックポイントの参考にしてください。
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注意すべきことは、単に解答と違っている点を直すのではないということです。
第1文、「あなたは」に( )が付いていますが、どうしてyouをそのまま「あなた」としてはダメなのでしょうか?
また、「知恵を理解」するというのは違っていて、「知恵によって理解」するとすべきです。その違いと、英文のどの部分の解釈の違いなのかを説明できますか?
また第2文、「話すが」を「話題にするが」と直していますが、これは本当に「話すが」としたらダメですか?これらは全く違うものでしょうか? 「特性がある」「特性である」というのは大きな違いですか?それとも些細な差ですか?
第3文、「みんなが」は「誰もが」としないとダメですか?「知恵なしでうまれて」としたら間違いになりますか?「そして私たちが」は削らないといけないものですか?「賛成する」は「認めている」と直さないとダメですか?
以上の質問にすべて答えられるようにしてください。 まだ、解答を機械的に写して終わっている印象です。そうではなく、自分の表現でも正しいのかどうか、違うとすればそれはなぜで、英文のどの部分の解釈が違っているのか、ということを考えながら進めるようにしてください。 この問題1問とっても、上のように考えるべきことはたくさんあります。次のskypeのときに時間があったら説明してもらおうと思いますので、考えてみてください。
以上がたった一問に対するたった一つの指導ですが、たった一問でもこのように多くのことを学べるはずです。またここまできっちりと考えて英文解釈の勉強に取り組むこと、これが合格するための英文解釈の勉強法です。みなさんもそれなりに勉強するのではなくきっちりと論理を詰めてみてください。
多くの問題集の問題を解くことが実力をつける勉強法では決してないのです。多くの問題集や参考書をこなせば実力が伸びると思っている方はこの点を特に意識して下さい。あなたの勉強法は間違っていませんか。
英文解釈力を確実につける勉強法と対策
英文解釈力を確実につけるための勉強法と対策としては上記のようにしっかりと根拠を持って解釈して行くことと、英文解釈の勉強の際、「訳せることよりも文章の構造をしっかりと掴むことに重点をおく」こと(「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】のキーワード)です。
この目的意識を明確に持って「入門英文解釈の技術70 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)」 「英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)」 をはじめとする英文解釈の問題集1冊をやり込んでください。問題集はレベルに応じたものであり定評があるものであればこだわる必要はありません。何を使うかで差はつきません。「何を得るか」が大事です。ですのでここで説明した目的意識を明確に持って取り組んでください。
英語の勉強法の更なる詳細や各科目の勉強法、受験戦略、受験勉強計画を体系的に学びたい方は「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】▶を是非ご覧ください。あなたの難関大学合格可能性が確実に高まります。
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