模試の時期別有効活用法
模試を有効活用したり効果的に復習するためには模試を受ける時期ごとの目的を明確にすることが重要です。以下では模試を受ける時期ごとにその目的と効果的な復習法、有効活用法について解説していきます。
※このコンテンツは合格の天使ブログやメルマガの数年分の記事から抜粋したものです。日々の勉強の勉強法やモチベーション維持に悩んでいる方は合格の天使の勉強法ブログや合格の天使メルマガTEAM叡智も併せて有効活用してください。
【受験期序盤の模試の有効活用法のポイント】
【受験期中盤以降の模試の有効活用法のポイント】
【受験期後半の模試の有効活用法のポイント】
【模試の効果的な活用法と復習法】
受験期序盤の模試の有効活用法のポイント
模試の有効活用について、受験期序盤の模試、高校1,2年生の模試について反省・復習として何をしていくべきかについてこの項では取り上げます。
受験期序盤の模試を有効活用するために必要な視点
まず、最初にお伝えしておきますが模試の偏差値なり、判定など気にする必要はありません。これを目処や根拠に勉強法を考えること自体誤りだと言えます。
これは
■問題傾向がみなさんの志望校の問題傾向に合致しているとは限らないということ
■判定という基準もあてにする必要がない
ということも大きな理由ですが、この項では模試をこの時期に受ける目的という点から焦点を当てたいと思います。
この時期は多くの受験生の皆さんは基礎固めに励んでいたり徐々に実力をつけていく段階にあると思います。 このような状態で試験を受けた場合、その出題項目や範囲、レベルによって全く結果が異なったりします。 これは結構重要な事実です。
この事実を理解すれば、みなさんがこの時期模試を受ける目的はいい評価を得ることでは本来ないはずです。 慰めではなく現実をいいます。 これから先知識にしろその応用力にしろ試験までに完成させていけば良いのです。 これは頑張ればこれから先いくらでもどうにもなります。
しかし、偏差値や判定に気を取られているとこの時期復習として一番大事なことを見落とします。 その一番大事なことというのはなんだかわかりますか?
おそらく復習をする際みなさんは難しい問題、できなかった問題に多くの意識が行くと思います。 もちろん、それを勉強するのはいいことですが、先ほど言ったように知識やその応用力というのはこの先頑張ればいくらでもどうにもなります。 ですので、そこの反省は、まだしっかり理解できていない、基礎が理解できていない、しっかり身につけなければな、普段の勉強が甘いなとかそういう風に反省すれば良く、判定や偏差値というものをそれ以上に気にする必用は全くありません。
今の時期の重要な反省のポイントはそこではありません。 今後の模試を受けていく際にも気をつけていくべき点はそこではありません。 知識や応用力がつけば今みなさんが落ち込んでいる問題は全て解決します。
しかし、ひとつだけ絶対的にこの時期から猛烈に反省し、猛烈に気にして欲しいことがあります。 それは、今の知識で本来できるはずであったのにできなかった問題、ケアレスミスで得点できなかった問題です。 知識や応用力はこの先伸びていきます。 しかし、このケアレスミスとか本来得点できるはずであったのに得点できなかった問題というのは知識的・実力的にはすでに来年の本試験と同じレベルの実力があるのに得点できなかった問題ということになります。 本番でも起こりうることであるということです。
このケアレスミスとかミスというのは意識していかないと絶対に治りません。 「ケアレスミスだからいいや」「本当は出来た問題だから気にしなくていいや」という反省は厳禁です。 多くの受験生はこの意識です。 で本番でも同じようにミスをして泣きます。 トータルでものすごい点数が変わってきます。
本当に怖いのはケアレスミスというものはやる人にとってそれは簡単に治るものではないということです。 常に意識して普段の勉強の際から計算はしっかりやり切るとか漢字はしっかり書くとか意識してみるとかそういう少しづつの意識を積み重ねて、とにかミスというものをなくしていかない限り本当に痛い目に会います。
知識や応用力はこれから先付きます。 しかし、ミスというのは意識していかない限り絶対になくなりません。 そしていくら知識や応用力を本番までにつけたところで、ミスを極力減らして行かない限りその努力や実力は全く無駄なものになってしまいます。 難関大学の合否を最後に決定づける大きな要因は、如何に得点できる問題で取りこぼしなく得点できるかです。 今はみなさんピンとこないかもしれませんが、これは真実です。
模試を反省する際から、とにかく取れるべき問題を落とした、ミスをしたということは猛烈に反省していってください。 判定や偏差値など二の次です。 絶対に今の時期このコンテンツを読んでおいてよかったと来年の合格発表の時には思えます。 もっとも、その頃にはミスをしないという意識は当たり前になっていると思いますが。
とにかく得点すべき問題を得点できなかった、ミスをしたという問題については、今日から今回から猛烈に反省していってください。 そして普段の勉強でもそのことを意識しミスを防ぐ対策を講じていってください。 では合格に向けて頑張りましょう。 模試の偏差値、判定は今の時期全く気にする必要もあてにする必要もありません。
受験本番から分析する模試から得るべきもの
本来得点可能だった問題を得点できなかった場合ということに関して現時点ではあまり実感がないと思うのですが前項でお伝えしたように、知識や応用力はこれから先努力次第で付いていきます。 そして、現在の実力と異なり来年の本試験時にはある程度の問題について得点可能な状態になっています。 これは想像がつくと思います。 現時点で、この時と同じ状態なのが前項でご説明した各自が現時点で得点できる問題ということです。
そして試験の性質として合格点のボーダーライン近辺に多くの受験生が固まるという傾向があります。 これは難関大学や試験のレベルが上がれば上がるだけ当てはまる傾向です。 まずこの傾向を認識してください。
当然数点とか1点で合格不合格になる人もいることは分かっていると思うのですが、自分が1点とか数点で不合格になった場合を考えてみてください。 それで一年の努力や苦労が水の泡です。 難しい問題が解けなかったとかそんなんじゃなく、解ける問題で得点できなかった、ケアレスミスをしたということで全てを棒に振るわけです。
まだ実感がわかない方は、模試の正答率のデータがあればそれをご覧ください。 正答率70%以上とか80%以上の問題をすべて取りこぼさず得点したと仮定しただけでもかなりの得点になるはずです。 場合によってはそれだけでかなりの高得点になるでしょう。 それが基礎の重要性及び得点できる問題で得点すべきことの重要性です。
試験科目が5科目ある人であるなら各科目で少しづつミスをし4点ずつ失ったとしてもトータルで20点失います。 これは2次試験の大問1問分を丸々失うこと、大問を完答したところでその大問自体0点とイコールになってしまうわけです。 それがどういうことかわかりますか?
みなさんは各科目穴を作らないように一生懸命勉強しているわけですよね? でも、得点できる問題やケアレスミスを「わかってた問題だからいいや」ケアレスミスだからいいや」と本当に悔しがらずに、ミスを本気でなくそうと今から強く意識して行かない限りは、結果として各科目のある分野を全くやらなかったと同じだけの点数を失ってしまうということです。
各科目4点ずつとかなら少ないほうかもしれません。 意識が低い人はもっと多くの得点を本番で失っています。 結果として、数科目に普段の勉強で手をつけていない分野があったのと同じことになるということです。
試験は本番の得点のみの勝負です。 ケアレスミスや本来得点できる問題を得点できなかった受験生も、本当に全然勉強してなくて各科目に穴がある受験生も結果として全く同じなのです。
是非この事実を認識し、ミスを極力減らすように強い意識を日々の勉強でもってください。 そして模試を受ける際の大きな目標の一つとして掲げていってください。ミスを減らしていく具体的な方法につきましては次項でご説明します。
受験本番でミスをなくすための模試の有効活用法と具体策
前回までは偏差値や判定を気にする必要はありませんということをお伝えしてきました。 そしてこの時期から復習の際気にすべきは、解答可能であったのにできなかった問題、ミス・ケアレスミスで得点できなかった問題については猛烈に反省してくださいということでした。
ではこのミス・ケアレスミスを少なくしていく、なくしていくにはどうすればいいのかですが、このミスとかケアレスミスというのは無意識にやってしまっているものなのですね。これが怖いのです。 無意識にやってしまっているものを修正していくには意識化するしかありません。
そこで具体的に復習の際何をするかですが、本来解答可能であった問題、ミス・ケアレスミス(マークミスも含む)をした問題について、
・試験の何科目目で
・どのうような形式の問題で
・どのような項目の問題で
・どのような時間帯に(開始わずかの時間帯か中盤か終盤かそれ以外ならそれ以外)
・前後の問題がどのような問題の時に(難問の後、易問の後、難問続きのあと、パニクったあと、今日は調子いいぞと思ったあと等)
・どのような形で(問題の読み落とし、リード文や注釈の読み落とし・勘違い、途中の計算間違い、計算を雑に書き途中の文字が自分でも解読不能、マークずらし等)
これを続けることによってあることがわかります。 個人個人でミスをするケアレスミスをする時の傾向がある程度パターンとして見えてきます。 自分が馬鹿なのではないかと思うほど同じミスを同じように繰り返しています。 まずこの自分のミスをする傾向をしっかり掴むことがミスをなくしていくことの重要な最初の一歩です。
無意識でやってしまっていることの原因をまず解明しそこから次に対処方法を考えます。 ですのでまず記憶が鮮明なうちに自分のミスをするパターンというものをしっかりノートに書き出し蓄積していってください。 このコツコツ作業が前回お伝えした大問数問分の得点として来年の試験本番で自分の得点として確保できます。 絶対に今考えているよりもはるかに大きな得点差になります。 実践あるのみです。
受験期中盤以降の模試の有効活用法のポイント
受験期中盤以降になるとより模試を受ける本来の目的の意識付けが大事になってきます。決して模試の結果に振り回されることがないようにしましょう。
受験期中盤の模試で特に注意すべきこと
受験期の中盤及び中盤以降の模試で特に注意すべき事柄があります。以下のことをわかっていないとドツボにはまりますので特に注意が必要です。
受験期中盤になると標準問題集(網羅系問題集)等が一通り終わる教科が出てくると思います。標準問題集(ex.数学で言えばフォーカスゴールドや青チャート、1対1等)をしっかり終えたので模試でもいい成績が取れるだろうと思ってしまうと思うのですが、これは誤りです。
この状態というのは料理で言えばまだ材料を仕入れたに過ぎない状態なのです。ですのでその材料をどう料理していけばいいのかについてはまだ身についていません。したがって模試の点数には直結してこないのです。
ここで特に注意していただきたいのは「ちゃんと問題集をやってきたのに点数が取れなかった」→「自分の計画が間違っている」「自分には才能がない」という思考に陥らないことです。この思考経路は明らかに間違いです。
その理由は先ほど述べた通りこの段階では「まだ材料を仕入れたに過ぎない」からです。しっかりと基礎→標準という手順を踏んで勉強してきたのであればこの時点で結果が出ないことは全く問題がありません。
ここを捉え間違ってしまうと「今の計画を変えなければ」とか「今の計画や勉強法を変えなければ」と思ってしまい、目先の結果だけしか出ない勉強法や計画に走ってしまうという不合格への道に入り込んでしまいます。
この時点で模試で結果が出なくてもいいのです。それよりもやるべきことをしっかりとこなしているかということに重点を置いてください。
材料をどう使いこなしていくかはこれからの過去問演習や問題演習を通じて習得していくものなのです。むしろ受験期中盤に受験標準問題集とされるものまで一通り終えることができていれば盤石です。計画に全く問題はありません。
決してここでブレたり不安になったりすることがないようにしてくださいね。ここで目先の模試の結果を出すための巷にあるような勉強法や計画に踊らされたらそれは不合格への道なので特に注意してください。
この時期は勉強が進んでいる人以外模試の結果については他の受験生に「どうぞお先に」と思っていればいいです。地道に基礎から順番にやるべきことをこなしているあなたが最後には合格しますから
あなたの計画や勉強法や現在の進度が的確かどうかは「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】を読み直してくださいね。目先の模試の成績などクソくらえです!
受験の本番戦略を意識した模試を受ける際の目標
受験期序盤の模試の有効活用法のポイントの項で得点しうる問題で失点した場合大問数問分を落とすのと同じことになりますということをお伝えしてきたのですが、この時期からこのコンテンツを読んで具体策を実践していった受験生の方は来年の試験で絶対によかったと思えますと言っているのにはもう一つ大きな理由があります。
この時期から得点しうる問題でミス・ケアレスミスをしない、それを普段の勉強や今後の模試で意識して実践していくということには、本番戦略という観点からも重要な意味があります。 来年の入試本番では、問題を解く際に過剰にミスをしないように意識して問題に望むことは、慎重になりすぎてミスをしたり、時間不足に陥ったりという弊害がとても大きくなります。
多くの受験生は本番になって初めてミス・ケアレスミスをしないようにという意識が大きく出てきます。 これが本番での余計な緊張であったり、普段解けるはずの時間で問題が処理できなくなったりする要因でもあるのです。
前項まではミスやケアレスミスは無意識にやってしまっているものであるがゆえ意識化しないと治らないということで具体策をお伝えしましたが、それを今の時期からやっていくことで、今の時期は無意識を意識化し対策し 試験本番までに、得点できる問題で確実に得点する、ミス・ケアレスミスをしないということを当たり前の状態にしてしまう必要があるのです。 試験本番では今度は逆に意識の無意識化が必要なのです。 その状態にしておく必要があるのです。
直前期や本番になって初めてミスをしないようにしようと思ったところで、それは普段の勉強で各科目に穴があるのと同じように、勉強してないのにその部分で得点しようというのと同じです。 ですのでこの時期から得点しうる問題で失点しない、ミス・ケアレスミスをしないということを普段の勉強でしっかり対策し今後の模試を受ける際も大きな目標にしてください。 細かい対策はまた次回以降取り上げます。今回までお伝えしてきたことの意味をしっかり理解して実践していってください。
模試を受ける本当の意味を知り有効活用する!
模試の成績が悪いと多くの受験生が落ち込みます。 しかし以前にもお伝えしましたが、模試から得るべきことはそんなことではありません。 偏差値や判定云々を得るために模試を受けるのではありません。
今回は精神的な部分で本気でやらなくてはならないことをお伝えします。 模試の得点が悪いというのは実は前向きに捉えると非常にラッキーなことなのです。 成績のよかった人よりも学ぶべきことや足りていないことが多いのですから。
しかし、成績が悪かったということで後ろ向きな姿勢になると、一旦落ち込み、その後冷静な分析もないまま、ただ偏差値や判定を気にしてがむしゃらにかつ闇雲に勉強を始めるという受験生が非常に多いです。 こんな成績では合格できない→努力が足りていない→もっと問題集や参考書を何周もしなければ、1日10時間以上勉強しなければ 、とたいていこのような反省経路を辿ります。
それ自体は決してすべてが間違いではないのですが、しかしそこに重要な反省が抜けています。 「努力が足りていない」という反省で自分の勉強の方向がしっかりと志望校合格に向かっているのかという検証をしっかりしていない受験生がほぼほとんどでしょう。
普段の勉強のやり方が悪いから応用問題が解けない、少し視点を変えられただけで対処ができないということをしっかりと検証し反省し、対応策を真剣に考えるという努力はしていますか? 受験戦略や勉強法というと、それはテクニックや勉強の合間にたまに考えればいいこと、という考えを持った受験生が多いですが、その考えは誤りで、実力を効率的に付けていくために、普段の勉強と不即不離の関係にあります。
成績が悪い=知識をつける普段の勉強が足りていない、ということばかりを考えるのではなく、本番で得点するための勉強方法が足りていないという反省もしっかりしていってください。
受験期後半の模試の有効活用法のポイント
ここからの時期の模試は本番を想定した上で模試を受けることになると思いますが、ここでの大事なチェックポイントについて解説していきます。
受験期後半でも模試の結果に落ち込む必要などない!
本番を想定して模試を受けるといってもまだ過去問演習、分析を行っている最中であって知識的にも思考的にもベストの状態ではなく途中経過で受けているのだということは忘れないでくださいね。
目標の得点が取れればそれに越したことはないですが、思わしくなくてもそのこと自体を必要以上に気にするのは模試を受ける意味も目的も無駄にすることになるのでそこは頑張る原動力とだけとらえて割り切りましょう。
いちいち模試を受けて落ち込んでいるのなら「模試を受けなければいい」ということになります。 でも、そうではなくて得るべきものがあるから模試は受ける意味があるのです。
だから点数や判定に必要以上にとらわれることなく、自分に足りていないことをしっかりとチェックすることが最も大事なことであるということは忘れないでくださいね。 この意味で最大限模試を有効活用するために、復習は当然大事として、それ以前に模試を受ける前にチェックしておくべきポイントというものがあります。
受験期後半の模試を有効活用するためのチェックポイント
中でも本番を想定した場合に大事なのが
■今現在確実に知識となっているもの、思考して解答しうる状態になっている分野に関してはミスや取りこぼしをしないこと
このほかにも各自によって課題は色々あるのですが、とにかく模試を受ける前にポイントとなることをしっかりと意識づけして受けるということが大事です。 それによって得られるものが各段に違ってきます。
自分が想定した時間配分や問題を解く順番がうまく機能しなかったなら改めてそこへの対策を考えることが出来ます。これは緊張状態も加味するという意味で、模試でしか本番に近いものを得ることが出来ない部分でもあります。
また、今現在確実に知識となっているもの、思考して解答しうる状態になっている分野に関してはミスや取りこぼしをしないということを目標とする意味は、本番までには今よりも各段に知識も思考も増えているという現実を見越したうえで、確実に得点しうる問題で得点するという本番で最も大事な戦略を現時点で最大限実践できるかを試す目的です。
模試というと判定や偏差値、得点ばかりに意識が行きがちですが、本来の目的は全く異なります。 また復習以前に、そもそも模試を受ける前にチェックしておく大事なことというのがあります。この点をしっかりと意識、実践して模試を受けてください。
ミスや取りこぼしをしないことや確実に得点しうる問題で得点することがいかに合格に大事であるか、本気で理解、実感できていない方は合格可能性もそれだけ下がります。この部分は曖昧なものとしてではなく真剣に考えてください。 「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】にはこの部分についてきっちりと説明してありますので是非ご覧ください。
模試の効果的な活用法と復習法
実際に合格者は模試をどのように位置づけどのように活用してきたのか気になる方も多いと思います。この項では合格の天使が誇る東大理三合格講師や東大理二首席合格講師の実践法を動画を交え特別に公開します。
【動画】模試の利用法・復習法~東大理三合格講師槇&東大理二トップ合格講師大久保~
ここでは毎年恒例の(株)合格の天使の「合格への招待状」無料講義・質問会の講義部分の一部をご提供します。 東大理三、東大理二首席合格者といえども特殊的な何かを持っているわけではないということをお分かりいただければ、皆さんの頑張れる原動力になると思います。
講師の槇は現役時医師になろうとは考えていなかったため、理三に合格できる実力がありながら東大理一を受験し当然ですが合格、早稲田の先進理工学部に特待合格もしています。 その後四年間の受験勉強のブランクを経て、わずか一年足らずの受験勉強で東大理三合格。 講師の大久保は現役で東大理二首席合格。 早稲田先進理工学部特待合格、慶應義塾大学医学部にも合格しています。
勉強法と称するものはいろいろありますが、この2人の右に出る効率的な勉強法やスケジューリングを熟知、体得している人間はまずいないと思います。 「受験科目」としての各科目の効率的な理解の指導、試験で確実に得点を獲得するための各科目の指導についても同様です。今回の動画はあくまで無料でご提供するレベルですが、今年で難関大学受験にケリを必ずつけるんだ、という方は弊社全国の受験生に全国トップの受験指導をご提供している各種講座をぜひ有効活用してください。
では動画をご覧ください。
模試の効果的な復習法~東大理三合格講師 安藤の実践法
地方公立高校⇒東大理三現役合格講師 安藤(センター試験877/900点獲得)が実際に実践していた模試の効果的な復習法についての動画です。
近日中に公開!
模試の効果的な復習法~東大理三合格講師 深川の実践法
地方私立高校⇒東大理三現役合格講師 深川(センター試験869/900点獲得)が実際に実践していた模試の効果的な復習法についての動画です。
近日中に公開!
模試のを受ける目的と目的に応じた復習法~東大理三合格講師 小団扇の実践法
東大理三「次席」現役合格講師 小団扇(センター試験867/900点獲得)が実際に実践していた模試の効果的な復習法について
講師の小団扇です。
模試の復習の仕方についてですが、それは模試を受ける目的によって変わると思います。
模試を受ける目的は大きく分けて、
①実戦形式の問題を解く
②自分の学力がどの位置にいるのかを知る
③時間配分や解く順番などを試してみる
の3つだと思います。
目的が①の場合
この場合は復習はしっかりしましょう。 とくにどうして自分がその問題を解けなかったのかをはっきりさせることを意識しましょう。
※補足:小団扇がここで言っていることは要するに普段行っている問題演習の一環として模試を捉えるというものです。 実はこの模試の捉え方は、当塾の他の東大理三合格講師も行っていたことで、模試の点数や偏差値を気にするのではなく 自分の弱点発見を目的としてのみ位置付けているです。
目的が②の場合
この場合の復習はどうして解けなかったのかというより、 学力を伸ばすためには自分はどんな勉強をしたらいいのかをじっくり考えましょう。 例えば単語をしっかりやろうとか、計算スピードをつけようとか、です。
※補足:ここで小団扇が言っていることは、日々の勉強の軌道修正のために模試を活用するということです。 基礎力が不足しているなら普段の勉強への取り組み自体があまいことを意味します。
目的が③の場合
目的が③の場合は、復習するというより反省をしましょう。 おそらくこういった目的で模試を受けるのは受験直前だと思うので、 それから復習して実力をつけようとしても時間的に厳しいものがあると思います。 それよりは戦術を磨いた方が効率がいいと思います。
※補足:ここは、当塾の著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】や 「医学部受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】で説明している「試験得点の3類型」の話を思い出してください。 ピンとこない方は試験で得点するためにとても大事なことなので受験の叡智を要復習です!
まとめ
模試を受けるときはその目的をはっきりさせてから受けましょう。 多くの受験生は目的がはっきりしていないので、偏差値や結果だけに左右されてしまうのです。 偏差値や結果に一喜一憂して日々の勉強の原動力を阻害するために模試はあるのではありません。
今後も模試の有効活用や勉強法に関するコンテンツを追加して行きます。役立ったコンテンツがあればお友達やお知り合いと共有してください。以下のシェアボタンを押せば簡単にシェアできます。