センター英語の門外不出の講義を開放します!
センター英語の勉強法の解説に入る前に、お知らせをさせていただきます。
多くの受験生をセンター試験9割超へ導いてきた門外不出の講義であるセンター英語講義を当塾の受講生以外にも開放します。当塾講義は講義の機密性保持の観点から3か月以上継続受講の個別指導受講生以外のお申し込みはお断りさせていただいてきていました。本来個別指導受講生以外は視聴が出来ない講義です。
しかし、センター試験が最後となる本年度一般受験生への開放を行います。自身が実際にセンター英語で200点満点、9割5分超を獲得している東大医学部(理三合格)講師を30名以上擁する叡学舎(株)合格の天使の検証と結果に裏付けられたセンター英語対策講義です。徹底的に英語のセンター試験対策をしたい、センター英語で高得点を獲得したという方は是非この機会を逃さないでください。一定数のお申込みで募集を終了します。センター英語を効率的に完全攻略するための講義です。
センター英語講義担当講師からコンセプト説明
センター英語講義(筆記・リスニング)
センター英語で9割(~満点)を獲得することを目的に、センター英語の1) 勉強法2) 問題の解き方を解説した講義です。
1) 勉強法では、私大・二次試験を見据えた上でのセンター英語の位置づけや復習方法などを解説。センター英語の対策を最小限に留めつつ最大の成果を上げるための日々の勉強法を明らかにしています。
2) 問題の解き方では、問題全体の解き方の流れや各設問別の解き方を1年分の過去問を用いて具体的に解説。センター英語の特徴や受験生が陥りがちなミスを踏まえ、どうアプローチすると失点しないかを明らかにしています。
これからセンター英語の対策を本格的に始める人や、センター英語の点数が9割未満で伸び悩んでいる人にお薦めの講義です。
センター英語講義の詳細及び破格の受講料・お申し込みは以下のページへお願いします。
センター英語の勉強法と対策
センター試験英語の勉強法と対策では、センター試験英語で9割超の得点を獲得するための勉強法、 センター試験英語で高得点を獲得するための勉強法と対策についてお伝えしていきます。
このコンテンツでは、実際にセンター試験英語で200点満点、9割5分超の得点を獲得している
センター試験 872/900点獲得 東大理三合格講師槇(東大医学部医学科)
センター試験 881/900点獲得 東大理二「首席」合格講師大久保(東大医学部医学科)
センター試験 867/900点獲得 東大理三「次席」合格講師(東大医学部医学科)小団扇
センター試験 877/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)安藤
センター試験 851/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)花村
センター試験 869/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)深川
センター試験 868/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)江尻
センター試験 828/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)佐伯
センター試験 9割超獲得 東大理二合格講師 山本
センター試験 9割超獲得 東大文一合格講師 沼尾
による動画、音声動画も交えセンター英語の勉強法、センター試験英語で9割超の得点を獲得するための勉強法、センター試験英語で高得点を獲得するための勉強法と対策についてお伝えしていきます。
このコンテンツは1000以上のコンテンツを誇る叡学舎・叡学会(株)合格の天使のブログ 及びメルマガからセンター試験の英語勉強法に関する記事を抜粋したものです。
ダラダラと情報を提供しても意味がありませんのでこのコンテンツではとりあえず簡潔にセンター試験英語対策のポイントを明示します。 ポイントの意味をよく理解してセンター試験英語の過去問演習に生かしてください。
多くの問題集や参考書について何がいいとかどう使うかとかいうのは「勉強法の勉強法」にすぎません。 決してそれは「合格するための勉強法」ではないのです。 レベルに応じて定評のあるものを使えば何をやるか自体で差は生じません。
合格するためには日々の勉強で何を得るべきか、センター試験英語で高得点、9割超の得点を獲得するには何をどう得ていくべきかということにこのコンテンツを読んでいる皆さんは焦点を当てていってください。これが「合格するための勉強法」であり「できる人の考え方」であり「結果を出した人の勉強法です。」
他の科目も含め現時点で何をどこまで「どの媒体で」公開していくかを検討中です。 ここではあくまで簡潔な内容にとどめますが余力を大きく残していますので順次更なる詳細を公開して行きます。
【コンテンツ 目次】
(2)センター英語の読解問題の勉強法と対策=センター英語の時間不足対策
5.センター英語200点、9割5分超獲得者による具体的な勉強法
(1)センター英語と2次試験・私大対策を効率的に行いたい受験生へ
(2)高得点が取れないのはセンター英語対策が十分でないからではない
(3)センター英語の勉強や対策で心がおれそうなときに読むコンテンツ
センター試験英語の出題項目と大問ごとの分析
英語は大問ごとに出題形式が大きく異なります。 具体的な勉強法と対策の前に、まず、どの大問でどのような出題がされているかを把握しておきましょう。 このことは、勉強法や対策をのみならず、時間配分や解答順を決める上でも重要になります。
以下では、センター英語の出題項目とともに、当塾東大理三合格講師陣が大問ごとに加えた出題の分析について簡潔に掲載します。
センター英語の出題項目
センター英語の各大問ごとの出題内容を大枠でまとめると以下の通りです。
第1問 発音・アクセント問題
第2問 文法・語法問題・整序英作文・応答文問題
第3問 長文問題(対話文完成・不要文選択・要約)
第4問 長文問題(文章内容:図表・広告読み取り問題)
第5問 長文読解(文章内容:手紙・メール等のやり取り等)
第6問 長文読解(文章内容:論説・評論的なもの)
以上とは別にリスニング
センター英語で9割超~満点を獲得するためにはこれらの事項についてしっかり得点出来るようになるための対策をしていくことが必要です。
発音・アクセント問題の分析
大問1はA,Bという小問で大問が構成されています。Aが発音、Bがアクセントの知識を問う問題です。 語彙のレベル自体は標準以下ですが、解答には発音の正確な知識が必要となるものもしばしば出題されています。
文法・語法、整序英作文、文章完成問題の分析
大問2はA,B,Cという小問で大問が構成されています。
Aは文法、語法の知識を問う問題です。 基礎レベルの出題がメインで細かい知識はあまり問われません。 文法問題だけでなく、単語、熟語や語句の用法を問う語法の問題も同程度のウェイトで出題される点に注意が必要です。
Bは標準的な語句整序の問題です。 必要な知識自体は基礎レベルですが、完成形を予想するのにある程度慣れが必要になります。
Cは、1問につき2択を3回行い文を完成させる問題です。 2018年度入試では以前までの問題形式に第3問Aの会話文の要素が融合した出題となりました。 合計8通りの組み合わせが考えられるますが、結びつきやすい組み合わせが存在するので (一つ目でAを選ぶなら二つ目はBになる、など)それを足がかりにして候補を絞ることが出来ます。 文法、語法の正確な知識が求められる設問です。
不要文選択、空所補充、意味内容の把握問題の分析
2019年度に少し出題傾向に変化があった大問です。
2018年度入試では今まで第3問Aで出題されていた会話文完成の問題が第2問Cに統合される形で削除されました。 今までB、Cで出題されていた形式の問題がそれぞれA、Bに繰り上がって出題される形になっています。
Aは短いパラグラフの中で不要な一文を選ぶ問題です。 扱う文章は短いため、一文一文の意味を正確に取れていれば正解できます。
Bは会話文形式をとった要約問題です。 それなりに長さのある文章をまとめるため、文単位の理解力に加え、 文章全体の趣旨を押さえながら読む能力が問われていると言えるでしょう。
図表読解、説明文読解問題の分析
大問4はA,Bという小問で大問が構成されています。
Aは図表の入った説明文の読解問題です。 各小問の出題も固定されています。 問1では序盤の段落の理解を問う典型的な読解問題が出題されています。 問2では文章をもとに図表の空欄を埋めさせる問題が出題されています。 問3では後半の段落の内容一致問題が出題されています。 第4問では途切れている本文の続きを答えさせる問題が出題されています。
Bはチラシ、Webサイトなどから必要な情報を読み取る問題です。 当てはまるコースなどを解答する問題が出題されるため、 英語の読解に加え情報処理能力が求められます。 センター特有の問題であり、英語の実力があっても、過去問演習を通じた慣れが必要です。
日誌、小説読解問題の分析
第5問はかつてEメールの読解だったが、2016年度入試から小説・物語文の読解に形式が変更されています。 しかし、設問はオーソドックスな読解問題です。
説明的文章読解問題の分析
第6問はA、Bで同じ長文を扱います。 2018年では約600語の文章が出題されました。 比較的長い長文を、論旨を押さえながら読み進める能力が問われています。
Bはパラグラフごとの要旨を選択する問題です。Aは、パラグラフごとの理解を問う読解問題が3問、 文中の難単語の意味を推測させる問題が1問、 文章全体の要旨を問う問題が1問出題されています。
Bはパラグラフごとの要旨を選択する問題です。
A,Bともに長文読解の力が問われています。
センター英語勉強法と対策の基本方針
センター英語で9割超~200点満点を獲得するためには、 センター英語の出題項目に対応できる実力をしっかりつけるとともに 的確な勉強法と対策を行っていくことが必須になります。
二次・私大対策も踏まえたセンター英語対策
受験年の春先から勉強を始める場合の注意点としてセンター試験英語の問題というのは2次試験問題の派生にあるととらえることが重要です。よくありがちなのはセンター試験英語対策の延長として2次試験の問題に対応するという方法です。しかし、センター試験英語はすべてマーク式の出題です。
これに対して2次試験の問題には和訳、要約、英作文等の多様な形式があるのが一般的です。このことからわかるようにマーク式の問題演習をいくら積み重ねたところで2次試験の多様な問題に対応しうる英語の実力はついていきません。ですのでまず2次試験の問題に対応しうるように英語の基礎力をつけていくということが大事です。
もちろん、センター試験英語のマーク式の問題の演習を積み重ねればマーク式の模試では早い段階で高得点を獲得できるでしょう。なぜならマーク式の問題というのはそういう性質を持っているのですから。しかし、それでは受験英語に対応しうる基礎力はついていきません。また2次試験の多様な問題に対処するには根本的に英語の基礎力をつけておく必要があります。そしてこのことこそがセンター英語で高得点を獲得することにも役立つのです。
こう言うと、センター試験を甘く見ているとか、センターが小で2次が大?とかわけの分からないうがったことを言う人もいますがそういった見解とは次元が異なります。2次試験にもセンター試験にも対応しうる受験英語の基礎力をつけていくにはそれぞれの問題の性質からどう対処すればいいのかということを分析することが大事であり、かつそこにこそ的確な対策を導ける根拠があるのです。
受験英語の基礎力をまずつけること、その後にセンター試験の過去問演習を通じセンター試験英語の独特の形式に対処していくという方針の元センター試験英語対策に取り組んでいきましょう。
春先から勉強をしておらず秋口になって勉強を始めるとか、志望校のセンター試験英語の比率が異常に高いという場合には当然個々人の現状に応じた別の対策が必要になりますが、そうでない限り基本方針として上記方針のもと取り組んでいってください。
センター試験英語攻略の肝
センター試験英語の過去問演習を通じ頻出表現やお決まりの出題パターンへのアプローチを学ぶことが重要です。過去問演習を通じ頻出表現やお決まりの出題パターンへのアプローチを学ぶことで解答時間の短縮と得点アップにつながります。
著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】のなかでも合格の天使ブログの中でも再三お伝えしてきていますが、過去問は力試しのために取っておくものではなく問題集と位置づけて徹底的に活用してください。
例えば「こういった問題にはどう対処するのか」というそれぞれの出題形式に合わせた対応の仕方を過去問演習を通じて掴むということを意識して徹底してセンター試験英語の過去問演習を行っていってください。
センター英語対策として特に気を付けるべきこと
普段の受験英語の実力をつけるための勉強(二次・私大対策)で長文問題・英文法問題・リスニング対策を行っている受験生がセンター対策として行うべきことは発音・アクセントについて確認すること、センター過去問を解いて問題形式になれる、時間配分のチェック、忘れている文法知識等を補っていくことがメインになります。志望校の二次・私大試験でリスニングが課されていなければリスニング対策もセンター独自に必要になります。
センター英語で高得点をとるためのポイント
センター英語で高得点を獲得するためという観点からは、長文問題で失点しないように時間配分や問題の解き方を含めしっかり対策していくことが重要です。この点については以下で説明を加えていきます。
センター英語9割超獲得の肝 長文読解対策
センター英語の出題項目からわかるようにセンター英語では長文が出題の多くを占めます。また配点も高いです。さらに、この事実ばかりではなくしっかり読解の基礎を固めれば確実に得点できるのが長文読解問題である、という受験戦略面から長文読解問題で確実に高得点を獲得することがセンター英語で高得点を獲得するカギになるのです。
以下では、センター英語の長文読解対策について説明を加えます。
センター英語の長文読解の基礎
この点についてはセンター英語だけに必要になる長文読解の力というものはなく、受験英語としての基礎力がしっかりあれば高得点を確実に狙えます。逆にセンター英語の長文読解だけを対象にしたようななものには惑わされないことが重要です。
受験英語の基礎をつけるには、英語の勉強法のところで詳しく解説していますが、英文法(読解の基礎としての英文法)と単語、英文解釈力をまず固めそこから徐々に読解の訓練を重ねていくことが大事です。この点についての詳細は英語の勉強法と対策をご覧ください。
ここでお伝えしたい大事なことは、読解の基礎力がしっかり身についているのならセンター英語の長文読解問題で得点できないのは、
◆センター試験問題の形式への慣れの不足
◆センター試験の長文読解問題へ的確な対処ができていない
◆これらから来る時間不足
ということ原因が考えられこの部分への対策が必要になるということです。
この点はセンター英語の過去問演習で補っていくとともに、以下のポイントもしっかり頭に入れておいてください。
センター英語の読解問題の勉強法と対策=センター英語の時間不足対策
長文読解問題にどう対処していくかでセンター試験英語の時間不足を克服することもできます。
長文読解において時間不足対策として「読解のスピードを上げること」「文章を読む速度を上げること」だけに意識が行ってしまう受験生も多く、またその点について言及されることが多いです。しかし、センター英語の長文読解の時間不足対策のポイントはそこではなく、まず「問題を解く手順」を見直すことです。
具体的には、「文章を読む→設問を見る」のではなくて、「設問をまず見る→文章を読んでいく」ということが重要です。
設問を見てから文章を読んだ方が、
■注目すべきポイントがはっきりする
■文章も頭に入りやすい
■2度読みもしなくなる
というメリットがあるのです。
文章を読んで、設問を見て、そしてまた文章に戻り設問部分を探すということ自体すでに2度読みをしてしまっている状態です。「読解のスピードを上げること」「文章を読む速度を上げること」ももちろんある程度まで大事ですが、センター英語の究極の読解対策、時間不足対策は「無駄に読むべきことの量を増やさない」ということなのです。そのためにまず「問題を解く手順」というものを見直してみてください。
出題項目ごとの勉強法のポイントとコツ
以下ではセンター英語の出題項目について高得点獲得のポイントやコツについてお伝えしていきます。
センター英語の文法問題の勉強法
センター試験英語の文法問題は基礎力がついていれば問題なく解ける問題ですが、この部分の問題を如何に早く正確に解くことが出来るかで読解問題、長文問題に当てることのできる時間が異なってきます。
そのため、普段の勉強からこの点も意識して文法やイディオムの習得はしっかりと行っておきましょう。もちろんセンター英語の過去問演習で抜けている部分があれば常に基礎に戻って確認するという手間は惜しまないでください。
この部分は単に正解できればいいのではなくスピーディーかつ正確に解けることを目標とし読解問題・長文問題に充てる時間を十分に確保するという視点も持って取り組んでいってください。
センター英語の整序問題の勉強法
センター試験英語の整序問題では、「動詞の語法を考えてから解く」という解法を習得しておきましょう。整序問題というのはなんとなく解いてしまう人が多いですが、それでは安定した得点に結びつきません。
しっかりと論理的に解答を導くことが出来るようになることが高得点獲得への鍵です。具体例は後掲の音声動画の中で説明していますのでお聞きください。
センター英語の会話問題の勉強法と対策
センター試験英語に限ったことではありませんが、会話問題でよくあるのが口語表現、会話における独特の表現です。これは選択肢に含まれる場合やそれ以外の部分に含まれていて選択肢を選ぶ上での重要な表現になっていることもあります。
会話文というのは評論文等と異なり論理的に書かれているとは限らないというところがポイントです。文法や構文を理詰めで解釈しようとすると戸惑うことも多くなります。
特別に会話文について何か別の対策が必要ということではなく、そういった視点をもって英語のセンター過去問演習で確認し慣れておくということが重要になります。
センター英語のアクセント・発音問題の勉強法と対策
センター試験英語のアクセント・発音問題には一定の法則が存在しています。普段の英語の勉強の中で実際に発音を聞く、発音してみるということももちろん大事ですが、センタ―英語の過去問演習を通じてセンター試験問題で問われるアクセント・発音問題の法則を押さえておくということも大事です。
アクセント・発音問題というのは思い出そう、わかるはずだとついつい気づかぬうちに時間を浪費してしまう人も多い部分です。センター試験の大問1に配置される問題でもあるため本番でここで時間を不要に浪費し時間不足に陥ってしまうというパターンもよくあるのです。
そうならないためにもセンター試験英語で問われる一定の法則を過去問演習を通じて押さえておくということが大事になります。実際の本番で迷ったら法則から考えてみる、それでもだめなら潔くどこかにマークして割り切るという戦略を取るためにも一定の法則を押さえておくことは重要です。
以下、叡学舎・叡学会(株)合格の天使の科目・質問数・質問事項無制限のWEB個別指導講座受講生の質問に東大理三合格講師槇が回答したものの一部を掲載します。参考にしてください。
[センター英語 発音・アクセント問題対策]
発音については、頻出単語を通してルールを学んでいくと良いです。
例えば「oa」の発音は基本的にはouですが、abroad,broadだけは(cを反転したもの): です。これらの単語は同時に頻出単語なので、過去問を探せば必ず出てきます。対策をするなら、今からでも十分間に合いますので、対策ノートを作ってみたらどうでしょうか。
正解の選択肢以外も含めて、発音がわからなかった単語を調べてノートにストックしていけば、どんな単語が繰り返し出てくるのかわかります。ルールだけを覚えるよりは、このように実際出題される単語を通して覚えるほうが良いと思います。
アクセントについても同様で、実際の問題から何を問われやすいか見るのが良いと思います。こちらも合わせてノートにつけてみたらどうでしょうか。
ノートを付けてみるとわかりますが、センターで問われる単語は本当に限られたものです。頻出でないものについても、頻出のものの中で「同じ形」の単語を参考にすることで推測することが出来ます。
実際2011年の問題を解いてみましょう。
(1)boastやcoast,toastなどのoaは頻出で、abroad,broad以外ならouと発音します。またtoeも頻出です。なので「ほかの3つ」の発音はouだと推測できます。couchについては「カウチ」という発音を知っていれば即答できますが、知らなくてもglowがouであることはわかるので、消去法で②になります。
(2)manageのaがaeで、かつそこがアクセントなのは超頻出です。aeは割りと口を開いて発音するので、他の3つのaをそのようにして発音してみて、不自然になるものを探します。するとinstanceのみ、そのように発音すると相当不自然になるので②になります。instanceはアクセントに位置も頻出です。この問題は難しいですね。
(3)sの発音の問題では、increaseがzでなくsになるというのが、特に頻出です。それを踏まえて他の3つを見てみれば、少なくとも①④の2つはzであることはわかるので、③だけ異なることが分かります。このようにして、4つのうち3つが分かれば正解は特定できます。
(4)chも頻出問題ですね。①④は頻出で、kとなります。よってこれが多数派ですから、それ以外の発音を探します。ostrichはあまり見ない単語ですが、後ろがrichであることを考えます。richでは「チ」と発音するので、ostrichのchも同じである可能性が高いです。monarchも発音は割りと出題される単語で、kとなります。なので③となります。
(5)disease,supremeは頻出で第2音節です。infectもaffectやeffectから推測すれば、第2音節である可能性が高いです。landscapeを頭のなかで発音してみると、第2音節がアクセントでは相当発音しにくいです。よってlandscapeだけが異なる可能性が高いので、③とします。
(6)ignorantが第1音節なのは頻出です。investmentはadjustmentやretirementから第2音節と推測できます。よってどちらかが正解ですが、ocupyも割りと頻出で第1音節なので、②となります。
(7)割りとどの単語も頻出です。epidemicはacademicと同じく第3音節です。significantは第2音節です。よってどちらかが正解ですが、他の2つは第2音節で発音してみると不自然なので、③となります。
私自身こうして解いてみると、ルールよりは頻出パターンでほとんど考えていることに気づきました。あとは頭のなかで発音してみることが意外と大事です。そうすることで似た形の単語の発音が想起され、自然な発音と不自然な発音を判断できます。
選択肢問題ですから完璧に発音が分かる必要はなく、頻出単語をヒントに消去法と推論で最も可能性が高い選択肢を選ぶようにすれば、正答率は上がっていくと思います。
センター試験英語のリスニングの勉強法と対策
リスニングの勉強で特に注意すべきは、一般に皆さんが耳にしている学校で習う英語等とは発音が異なる部分が多々あるということを理解していないと聞き取ることが出来ないということです。
皆さんが普段習っていたり耳にしている英語はどの単語も強く発音される傾向にあったりしますが、実際の英語、リスニングで使われる英語はそうではないのです。スラスラと流れていく感じといえばわかりやすいと思いますが、強勢がなされずに話されていくのです。
この部分を意識してリスニング対策をしていかないと「聞き取れないのは実力不足」と勘違いをしてしまいます。 もともと慣れていない人は聞き取れないだけなのです。この違いがあることを意識してセンター試験英語のリスニング対策に取り組んでいってください。
センター試験英語の時間配分
センター試験英語の本番での大問ごとの時間配分の目安というのは日々のセンター試験英語の勉強、対策を行う際に的確な勉強・対策を確保していくためにも重要な意味をもちます。最終的にはそのレベルに至ることを目的として日々のセンター英語対策・勉強を行っていく目安となるからです。
極端に早く解く方法というのは出題意図からズレる以上全く意味がありませんし、それは大学入試センターが要求している英語の基礎力をつけることにもつながらないし、かえって有害です。というよりも大事な結論を言ってしまうと「そんな方法は結果論以外存在しません。」
以下、叡学舎・叡学会(株)合格の天使の科目・質問数・質問事項無制限のWEB個別指導講座受講生の質問に東大理三合格講師槇が回答したものの一部を掲載します。
[センター試験英語の時間配分についての目安]
それぞれの時間は、解くのに掛けられる最大時間と考えてください。
第1問 5分第2問 10分
第3問 15分
第4問 15分
第5問 15分
第6問 20分
これは本番での目安となることは当然ですが日々のセンター試験英語対策の勉強の際にこの時間を一応の目安として、この時間内に各大問を処理できるように対策をしていくということの指針にもなりますのでそういった視点からも参考にしてください。
センター試験英語勉強法概論 音声動画
センター試験872点/900点獲得東大理三合格講師槇による以上の概論を解説した音声動画です。動画内に宣伝が入っていますがこれは数年前にアップした動画ですのでこの部分は気にしないで見てください。
センター試験英語の読解の勉強法 音声動画
センター試験872点/900点獲得東大理三合格講師槇によるセンター試験読解の勉強法及びセンター試験英語の時間不足対策に関する音声動画です。動画内に宣伝が入っていますがこれは数年前にアップした動画ですのでこの部分は気にしないで見てください。
センター過去問とセンター問題集の扱い方
センター英語の問題演習についてですが、なんでもかんでも闇雲に解き散らかせばいいとか、たくさん解けばいいというものではありません。
センター試験問題集の扱い
センター試験対策の問題集というのは色々あると思いますが、まずは近年のセンター試験過去問を使って演習するということを最優先してください。それでも時間が余るなら(ほとんどあり得ませんが)、もしくは近年の傾向の部分で不安があれば問題集の利用を考えるという方針で取り組んでください。まずは実際のセンター試験の問題であるセンター英語の過去問に徹底的に取り組んでください。
とにかく実際のセンター試験過去問から正解の選択肢を選ぶという方法論、感覚を身につけることに重点を置いてください。これは著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】の中で再三述べていますが「過去問至上主義」「過去問至上主義を貫け」(著作権保護・無断使用禁止・要引用明記)ということです。
英語のセンター過去問の使い方
冒頭部分で英語のセンター試験には繰り返し出題されるの表現、頻出の表現があるということをお伝えしましたが、英語のセンター過去問演習を行う際には正解の選択肢は当然、不正解の選択肢についても頻出の表現というものが含まれています。
したがって、英語のセンター試験過去問演習を行う際には不正解の選択肢についても、しっかりと違いを確認して「なぜ間違いなのか」「どこが違うのか」という点もしっかりとチェックしていってください。
これを行うことで英語のセンター試験過去問を100パ―セント活用できます。センター英語で高得点を獲得するためにはセンター試験過去問を骨の髄まで味わうことが大切です。
センター英語200点、9割5分超獲得者による9割超への具体的な勉強法
以上述べてきたことを前提に、センター英語で実際に200点満点、9割5分超を獲得している当塾の講師である、
センター試験 867/900点獲得 東大理三「次席」合格講師(東大医学部医学科)小団扇
センター試験 877/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)安藤
センター試験 851/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)花村
センター試験 869/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)深川
センター試験 868/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)江尻
センター試験 828/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)佐伯
センター試験 9割超獲得 東大理二合格講師 山本
が具体的にセンター英語の勉強法と対策として何に着目し何を行ってきたかを特別公開します。
発音・アクセント、イラスト問題、長文読解について
【センター試験867/900点獲得 東大理三「次席」合格講師(東大医学部医学科)小団扇】
センター英語も御多分にもれず、二次対策で長文問題・英文法問題・リスニング(二次・私大の問題にリスニングがある人)については十分です。
ただ、発音・アクセントは二次では出てこないことがほとんどですので、対策が必要です。多くの英文法問題集に発音・アクセントの項があるので、それをやれば十分でしょう。できれば常日頃から音読をしているとなおよいと思います。
またイラスト問題もあまり慣れない形ではありますが、やっていることはイラストに描かれた文を読むだけで、長文問題と何ら変わりません。
長文はそこそこ長いですが、問題は文章に書かれている内容順に出されるので、英文を読む前に問題に目を通して、読みながら解くという形のほうが時間的に効率がいいです。
数学ほどではないですが、そこまで時間に余裕があるわけではないので、時間配分にも気をつけながら解きましょう。
発音・アクセント、文法。リスニングについて
【センター試験851/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)花村】
英語の対策は、日ごろの二次試験の対策に加えて学校でセンター演習と多少の対策授業を受けたくらいでした。ひとつひとつの問題は二次試験と比べると優しい感じがありますが、ある程度はセンター特有の問題があるのでそれに関しては対策をしました。
具体的には、発音・アクセント、文法、リスニングです。
発音・アクセントはほぼ完全にセンターでしか使わず、配点も低いので優先度は低いですが、満点に近い点数を狙う人には必要になってきます。
文法問題では、読解には余り使わないような文法事項を聞いてくるので、二次の和訳や読解を勉強しているだけでは忘れていることもしばしばあり、意外と抜かせないと思います。文法はそれに特化した問題集を高1や高2の時に使っていたので、それを復習して対策しました。
リスニングは日ごろから耳を鍛えることが大事であるのはもちろんですが、時間配分もかなり重要です。というのは、後半の問題で長い音声を聞いて複数の問題に答える形式に対応するには、事前に問題文を読んでおくと非常に有利になるからです。前半の単発で出題される問題を解き終わったら、一足先に後半の問題の設定や設問を読んでおくという準備ができます。
長文問題について
【センター試験869/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)深川】
センター試験の英語は非常によくできた問題で、しっかりと万全の対策をすれば満点を安定してとることすら可能な試験です。ただ、センター試験にそこまで時間をかけられない人は満点を狙う必要はありません。
センター英語において一番大切なのは、長文問題を間違えないということです。はじめの方の問題は文法・語法問題で一問2点です。しかし、後半の長文問題は一問6点ほどですので、長文問題を間違えるとかなりの失点になってしまいます。
また、長文問題は答えがかなりはっきりしていて、本文の内容がしっかり掴めていれば正解することが出来ます。文法問題は知らないとできない問題もありますが、長文問題ではそういうことはありません。ですから、長文問題を間違えないようにするのがセンター英語で高得点をとるカギになります。
センター英語で一番問題になるのは時間が足りないという事だと思います。英語というのは言語であって慣れるものですので、長文をたくさん読んで慣れてしまうことでスピードを上げることが出来ます。地道な努力が必要ですが、今の社会では英語を使わない職業はないと言えます。英語を使えるようにしておいて損はありません。
センター英語過去問を二次試験の訓練に
【センター試験828/900点獲得 東大理三合格講師(東大医学部医学科)佐伯】
英語のセンター試験対策といっても、難関大志望の人にとっては、何か特別な勉強をするといったことはあまり必要ないです。二次試験の対策をメインに勉強しながらも、過去問はしっかり解いて形式には慣れておきましょう。
センタ-試験をなるべく短い時間で正確に解くことを意識すると、いい二次試験の練習にもなります。できるだけ早く解き終えるように頑張ってみましょう。また、文法問題はどれも基本的で重要な文法知識が求められるので、間違えた問題はしっかり復習しましょう。
マークミスには十分注意を
【センター試験9割超獲得 東大理二合格講師(東大医学部医学科)山本】
センター試験の英語の対策としては、国公立を受験する場合、発音・アクセントの対策をする程度だと考えられます。 二次試験に向けた勉強をすることで、時間内に解き終える実力は十分つけられると思います。マークミスには十分注意しましょう。
センター試験直前期の英語勉強法のポイント
センター試験まで残り1~2か月で多くの受験生は本格的にセンター英語対策に入っていきます。 ここからやるべきことをやればセンター英語の点数はシッカリ上がっていきます。 残り期間で着目すべきポイントを当塾東大理三合格講師陣が各教科動画収録してくれてあります。 是非参考にしてください。
残り1~2か月のセンター英語の勉強法のポイント
以下の動画内で解説していますが、残り期間で受験生各自の現状に応じてやるべきことのポイントは変わってきます。 センター英語の得点が5~6割の方はとりあえず8割を目指してください。ここでのポイントはまず8割をとるための勉強法を実践するということです。 8割を獲得する勉強法を実践したほうがはるかに効率的でありいきなり9割超~満点を目指す勉強法はとらない方がしっかり実力もついていきます。この点は要注意です。
現状で8割以上の得点を安定して取れる方は、センター英語の問題構成や各大問ごとの問題の性質を以下の動画から学び 9割超~満点を獲得してください。
【動画】残り期間で8割、9割超~満点をとる方法
センター英語で8割を目指す人と9割超~満点を目指す人向けに、 残り期間で何に着目して勉強していけばよいかを解説した動画です。是非ご覧ください。
的確なセンター英語の勉強法と対策の実践で9割超へ
以上簡潔にセンター英語の勉強法、対策のポイントについてお伝えしてきました。これだけで圧倒的高得点・受験結果に実証されたセンター英語の対策と勉強法をあなたは手に入れています。
多くの受験生が踊らされる実際の自身のセンター英語の得点を明示していない(できない)巷にあるセンター英語の勉強法や対策と異なる本物を皆さんは手に入れています。
また、実際に受験すらしていない、もしくは実際に自身は低得点にとどまっているのに当塾の勉強法を拝借していって「表面的に同じようなことを語る本質が伴っていない勉強法」に踊らされることもありません。(勝手に勉強法を拝借していっていいと思っている人間に当塾は断固抗議します。受験生にとって害悪でしかないからです。)
これだけで皆さんは、他の受験生に大きなアドバンテージを得ています。ただし、勉強法や対策というのは知っただけでは宝の持ち腐れです。
しっかり実践していけるか否かでセンター英語で高得点を獲得できる受験生とそうでない受験生にさらに分かれます。
以下では、優れたセンター英語の勉強法と対策を他の受験生よりもさらに生かす方法を列挙します。
センター英語と2次試験・私大対策を効率的に行いたい受験生へ
2次・私大対策も含めて英語の勉強法と対策を学びたい方は当塾の誇る多数の東大理三合格講師(東大医学部医学科)や東大理二「首席」合格講師(東大医学部医学科)のアドバイスをふんだんに盛り込んだ「英語の勉強法と対策」 のコンテンツをご覧ください。
高得点が取れないのはのセンター英語の対策が不十分だったからではない
このコンテンツで当塾の東大合格講師のすべてがセンター英語の勉強に特化したセンター英語対策を秋以前の段階で勧めていないことはお気づきだと思います。
これにはセンター英語と受験英語の科目特性を完全に解明した確固たる根拠があるからです。結果に実証されていない巷のセンター英語の勉強法に惑わされることがないように以下のコンテンツも併せてご覧ください。
センター英語の勉強や対策で心がおれそうなときに読むコンテンツ
各教科の二次・私大対策もやらなければならない、センター英語対策も他の教科もやらなくてはならない、「ああもうだめだ、間に合わない」と投げ出したくなることは誰にでもあります。
でもここで逃げ出してしまってはセンター英語で高得点が取れないどころか、第一志望合格はありません。合格者も例外なく逃げ出したくなる時もあったのです。でも逃げなかった、だから合格できた。
以下のコンテンツはセンター試験が終わるまで心がおれそうなときや対策がわからなくなった時には常に戻って読んでください。
受験全教科とのバランスを考慮した受験戦略や勉強法を知りたいという受験生へ
センター英語の勉強法や対策はもとより受験戦略、受験勉強計画、各科目勉強法をさらに体系的に詳細に学びたい方は 「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】及び「医学部受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】をご覧ください。あなたを第一志望校合格へ導く一冊です。
圧倒的結果に実証されたセンター英語の勉強法と対策をお友達にも
今後もセンター英語の勉強法と対策のコンテンツを追加して行きます。お友達やお知り合いと適切な情報を共有し切磋琢磨しあうことは、あなたの合格可能性を高めることに非常に役立ちます。以下のシェアボタンを押せば簡単にシェアできます。