受験で苦手科目を克服するメリットと具体的な克服法・勉強法
苦手科目の克服法と苦手科目克服のメリット
苦手科目というのは誰にでもあるのですが、極端な苦手科目を作ってしまうと難関大学合格にとっては非常に不利です。絶対に克服しなければなりません。 苦手科目の克服は難関大学合格およびそのための受験勉強では肝となる部分です。
以下では苦手科目を克服する2つのメリットと苦手科目克服のための具体的な勉強法についてお伝えして行きます。
以後もコンテンツを追加していきます。是非ご覧ください。
大学受験においては苦手科目の克服を重視せよ
大学受験で苦手科目を克服する重要性
受験勉強をしていると苦手科目というものがどうしても生じてきてしまいます。これは程度の差こそあれ誰にでも生じるものです。 苦手科目というのはついつい勉強を後回しにしてしまったり、取り掛かるのが億劫でなかなか取り掛かれないという状態の受験生も多いと思います。
しかし、苦手科目を克服することがあなたの第一志望校・難関大学合格可能性を大きく跳ね上げるものだという認識を持てたらどうでしょうか? 実際に苦手科目の克服はあなたが考えている以上にあなたの第一志望校・難関大学合格可能性を大きく跳ね上げることにつながるのです。以下では大学受験において苦手科目を克服する大きなメリットを2つご説明します。
苦手科目克服のメリット その1
得点を上げる為に必要な労力が少なくて済むという受験戦略上の理由
得意科目を90%から100%近くまでに実力を持っていく日々の勉強の労力と苦手科目を30〜40%から60〜80%に持っていく日々の勉強の労力では後者の労力の方が圧倒的に少なくて済むのです。 まずこの点を明確に理解してください。
得意科目をどんなに勉強しても実際の試験ではある点数から頭打ちになります。また100点満点の試験で常に90点以上の得点を狙おうとしてどんなに時間をかけて勉強してもプラスされるのはたったの10点です。 しかし、30点とか40点しか取れない苦手科目に時間を割り振ればそこから30点とか40点プラスさせるのに必要になる知識はほとんどが基礎知識であり、したがって勉強に比例して得点が伸びていくのです。
あくまで試験は総合得点で合否が決まるものだということを普段の勉強でも忘れないでください。これが苦手科目を克服する大きなメリットの一つです。
苦手科目克服のメリット その2
本番での得点のブレを防ぐという受験戦略上の理由
本番での得点を考えた場合、年度によって科目間の難易度に変化がでます。 例えば、2014年度のセンター試験を例にします。センター国語が得意だったとしましょう。で国語でほかの科目を挽回しようと苦手科目を放置して試験に臨んだ場合どうなるか。
そうです。国語でほかの科目を挽回するだけの得点を確実に稼ぐことなど不可能な状況なのです。 このことは2015年度の数学でも同じことが言えます。
試験というのはどの科目を難しくするかなど出題側のさじ加減一つです。苦手科目を真剣に克服しないで試験に望むということは合否を運に任せるのと同じことなのです。 これは3科目しかない私大の場合にはさらに不得意科目1科目が合否に与える影響が大きくなるということです。国公立大学でも標準的問題は絶対に取りこぼしてはならない難関大学になれば同じことが言えます。
もう一つの現実的な例として、あなたの得意科目が本番で難しく、不得意科目は標準的な問題だったという場合を考えてください。 この場合、あなたの不得意科目でほかの多くの受験生は確実に高得点を稼ぎ出すのです。でもあなたの総合得点はかなり低くなります。
このカラクリは非常に重要なことですので今のうちから単に苦手科目であるという認識だけでなく、合格するにはある程度までは日々の勉強で仕上げなくてはいけない、できれば得意科目まで押し上げなければいけない、ということを認識してください。
大学受験の勉強において、また難関大学に合格する方法において苦手科目を放置しないという勉強をしていく事があなたの合格可能生を大きく高めるものであるということをしっかりと日々の大学受験対策の勉強で意識していってください。
苦手科目を克服するためにまずその原因を知る
苦手科目はなぜ苦手科目なのか
苦手科目を克服するためには苦手科目の原因はどこにあるのかをまず解明しましょう。
苦手科目の原因は、
■そもそもその科目の的確な勉強法がわかっていない
■的確でない勉強法を正しい勉強法として教え込まれている
■そもそもの基礎知識の理解や知識の体系的な位置づけやポイント、コツ、法則性がわかっていない
という3つに大きく分類できます。
以下では、この3つについて具体的な克服法・勉強法について解説して行きます。
的確な勉強法を学び実践する
まずは的確な勉強法を知ることが大事
先ほど挙げた苦手科目の原因のうち
■そもそもその科目の的確な勉強法がわかっていない
■的確でない勉強法を正しい勉強法として教え込まれている
という点については的確かつ実力を確実に伸ばす正しい勉強法を習得する必要があります。
的確かつ実力を確実に伸ばす正しい勉強法という条件を満たすには、実際に対象の教科で受験している人であることは当然の前提ですが(この前提がないものは論外です)、 さらに、実際の自身の試験で圧倒的高得点に至っている人の勉強法を学ぶのがベストです。
なぜなら、対象となる勉強法が本当に的確かつ確実に実力を伸ばすものであるとするならばそこには必然的に圧倒的結果が伴うからです。 伴っていないとするならばどこかに欠陥があるということです。
これらの的確かつ実力を確実に伸ばす正しい勉強法という条件を満たすものを受験生のみなさんにご提供しようという目的で実際にご提供しているのが
無料コンテンツ
と
著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】です。
当塾の講師陣は正真正銘日本屈指の受験結果を叩き出している人間です。是非、大学受験の勉強法と対策|総論・基礎20選と主要10教科の勉強法のコンテンツと著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】を併読・熟読して的確かつ実力を確実に伸ばす正しい勉強法を手に入れて効率的かつ確実に苦手科目を克服して下さい。
苦手科目克服のための具体的な勉強法
そもそもの基礎知識の理解や知識の体系的な位置づけやポイント、コツ、法則性がわかっていない場合の勉強法
先ほど苦手科目の原因で上げた
■そもそもの基礎知識の理解や知識の体系的な位置づけやポイント、コツ、法則性がわかっていない
という場合に対処する具体的な勉強法をお伝えします。
この部分に対処するのに最も優れた方法は、日々の勉強の中で本当にわかっている人に質問できるならその都度具体的な問題について質問していくことが非常に効果的です。この部分を効率的に補うために当塾では科目・質問数無制限指導をしているのですが、いつでも質問できる状態にない独学の方のために自学自習でなんとか克服していく次善の策を次で提示します。
独学での苦手科目克服のための勉強法
皆さんの周りには、よくできる人とか難関国公立大学に合格するだろうという人が先輩とか知り合いを含めて何人かはいますよね?この人たちには特別な苦手科目というのはありませんよね。 なぜでしょう?考えたことはありますか?
「不得意科目がないから難関国公立大学に合格するだけじゃん」という答えが帰ってきそうなのですが、そうではありません。もともと得意ではない科目、苦手科目もあったはずなのですでも克服しているにすぎません。
苦手科目を克服するには得意科目、得意分野があるならそれを苦手科目を勉強する際に際に応用させる、ということが重要になります。 得意科目を作る際に勉強した方法、思考を苦手科目、苦手分野を勉強する際に応用してみるのです。
何かひとつの科目や項目を得意にすることで共通性や法則性を見つけるコツが身につきます。 これを苦手科目や苦手分野を勉強する際にも使ってみるのです。同じような視点、同じような頭の使い方をしてみるのです。
これによって徐々に苦手な科目や分野を克服していっているのがいわゆるデキる人です。実践してみてください。 共通性や法則性を見つけるコツというのは一度体得してしまうと何を勉強するにしても無敵の武器になります。 ですので今からそういう癖をつけましょう。
具体的な苦手科目の克服法
対象を細分化してみる
苦手科目がある場合その状態がもどかしいので一気に得意にする方法を模索してしまいがちになりますが、苦手科目である以上マスターするのに必要な何かが抜けているのです。 また一気にわかろうとする、得意にしようとすると結局一度に多くのことやろうしてまた取り掛かるのが億劫になるという悪循環を生みます。
このような状態を避けるために最初は他の科目よりも苦手科目をこなす分量は少なく抑えた計画を立てることも苦手科目の克服法としては重要になります。 進度を気にせず少ない課題にじっくり取り組むことを優先させるのです。こうしているうちにその科目をマスターするために必要なものが見えてきます。是非実践してみてください。
まとめ
【今回の課題】
「難関大学合格のためには苦手科目の克服が最も近道」ということを理解する
的確かつ実力を確実に伸ばす正しい勉強法という条件を満たす勉強法を学び実践する
苦手科目を克服する克服法と勉強法を自分自身の勉強で実践してみる
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