受験生が勉強時間を確保する方法
勉強時間を確保する方法
志望校に合格するには多かれ少なかれ一定の勉強時間を確保しなければなりません。ここでは勉強時間の確保の仕方とその方法に関する重要なポイントをあげます。
高校生のみなさんは部活動やその他友人との様々な高校生活で勉強以外に時間を費やしたり、社会人の方は仕事でなかなか勉強時間を確保できなかったりという悩みがあると思います。 またある程度勉強時間を確保できている人でも、人によってはもっと勉強時間を確保したいという人もいるでしょう。これは追いこみ期になれば誰でもそうなりますよね。
まずは1日の可処分時間を考える
具体的に勉強時間を確保する方法を考えるにあたってまず1日に皆さんに与えられる時間を勉強時間以外も含めて考えてみてください。
受験生の一日の時間を大きく区分けすると
1.睡眠と食事の時間
2.勉強時間
3.移動時間、遊びの時間、趣味の時間、ボーとしてる時間、ただ机に向かっている時間
大きくはこの3つに分類できますね。
このうちどこかで勉強時間を確保する必要があります。以下ではどこでどのように勉強時間を確保できるかを解説します。
受験生が絶対に削ってはならない時間
勉強時間を確保しようとして睡眠時間や食事の時間を削るということは決してしないようにしましょう。 受験は長丁場であり短距離走ではなくマラソンのようなものです。 ペース配分ということが非常に重要になります。
食事の時間や睡眠時間を削るといとも簡単に生活のリズムや体調が崩れます。 これをやってしまうと如何に多くの勉強時間を確保して頑張っても必ず大きなスランプが来てしまいます。 睡眠時間や食事の時間を削ってリズムを崩すことのないようにしましょうということはいいですね。
どのように勉強時間を捻出するか
ではどの時間を削って勉強時間を捻出するかですが、これはもう1.2.以外の時間ということになりますよね。
その中でも、移動時間、ぼーっとしている時間、机に向かっているだけの時間というものを有効活用していく、生きた勉強時間にしていくということが最優先事項です。
どのように勉強時間を捻出するか
ここでのポイントです。
机に向かってする勉強のみが勉強ではありません。机以外での勉強というのは実はあまりストレスなく勉強できる時間であるという人間心理があります。 皆さん日々の生活で何もしてない時間、勉強しようと思えばできる時間というものが結構あるはずです。ちょっと考えてみてください。そしてメモってみてください。必ずあるはずです。
「確かにある」「じゃあそれを勉強時間に当てよう」と単純に考えたのでは意味がありません。 そういう時間というのは無意識でいるとあっという間に過ぎてしまうものなのです。そこでそのスキマ時間を有効活用するにはあらかじめやるべきことを自分で決めておくということが非常に重要です。
捻出したスキマ時間を有効活用する方法
捻出した勉強時間を有効活用する方法するにはポイントがあります。
時間には日々生じるものと、待ち合わせに友達が遅刻するとか、想定外の外出を強要されるとか様々なものがありますよね。これらを一緒クタにしてはダメです。 日々定期的に生じる通勤や通学のスキマ時間には何を勉強するとあらかじめ決めておくことが重要です。何をしようか・・・・と考えているうちにスキマ時間は終わってしまいます。
そのようにならないために「この期間はこれをやる」と決めてあらかじめ準備して通学開始と共に全力集中です。 これ以外の不定期的に生じるスキマ時間については、5分くらいならこれをやる、10分くらいならこれをやる、20分くらいならこれをやると決めておくことが大事です。
これによって捻出した勉強時間を有効に使えます。
スキマ時間の活用は欲張った計画を立てない事がコツ
せっかく捻出したスキマ時間を無駄にしないためにここでまたまた注意点。
あまり欲張って多くのものをやろうとしないことが重要です。5分なら英単語を覚えるとか20分あるなら数日前にやった数学の問題の解法を頭の中で再現してみる、英語の長文問題を読むとかスキマ時間1コマ単位に何か1つと決めることがお勧めです。
そして、何でもかんでも単語帳や参考書、問題集を見る勉強に限る必要はありません。 数日前に覚えた知識を思い出してみるとか知識を体系的に頭の中で整理してみるとかそういうことでもいいのです。そしてその際不明な点は学校に着いたり、家に着いたら必ず確認するという癖をつけてください。
これを行うことでスキマ時間と他の勉強時間の連続性が生まれます。この連続性を生み出せればスキマ時間は実際の時間よりも実質的には遥かに多くのものを得ることができる時間に変わります。
まとめ
このスキマ時間の活用はぜひ取り入れてください。なぜかというともともと勉強時間として真剣に考えていなかったものであるが故、ストレスやプレッシャーが非常に少ない状態で勉強できるということ、そこでものになったものは全てプラスアルファーとしての自分の実力になるという大きなメリットがあるからです。
スキマ時間と馬鹿にするなかれ。これを1年間継続すると単語帳や分厚い参考書1冊は楽にこなせるトータル時間になるのです。 実践あるのみです。
【今回の課題】
「スキマ時間の有効活用を考え実践する」
必ず今週から実践してください。
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